この池にはイザナギノオオノカミが禊祓（みそぎはらい）をされたと伝説が伝承されています。古事記によると、その禊によりこの池で数多くの神が生まれています。左目を洗った時に生まれた天照大御神（アマテラスオオミカミ）、右目を洗った時に生まれた月読命（ツクヨミノミコト）、鼻を洗った時に生まれた建速須佐之男命（タケハヤスサノオノミコト）などです。
この伝説の池に5月26日に、日の出の頃に向いました。
池を囲む松林から朝日が登ります。神々誕生の瞬間を想わせる光景です。

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朝日が松の梢より高くなり、日光が池に届くようになりました。

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池の睡蓮の花が朝日を受けて開き始めます。

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午前10時頃には満開となりました。


夜から昼へ移り変わるひととき、
どこかで休みにつく神と、これから働く神がいるのです。
天照大御神（アマテラスオオミカミ）は昼をおさめる神、
月読命（ツクヨミノミコト）は夜をおさめる神